「ヘルプマーク」に思うこと

先日、初めて「ヘルプマーク」をカバンにつけて通勤してみました。

ヘルプマークとは
障害や疾患などがあることが外見からは分からない人が、支援や配慮を必要としていることを周囲に知らせることができるマークです。

脳腫瘍の後遺症で突然具合が悪くなる可能性があり、すでに2回救急車騒ぎを起こしているので…何かあった時に持病のある事が分かるようにと、満員電車や人が多いところで自分を守れるように「危なさそう」な場面でつける事にしたのです。

でも、ヘルプマークをつける事には最初すごく抵抗がありました。正直、今も抵抗はあって本当に「ヤバイ」という時にしか持ち歩いていません。

何の抵抗かと言うと、まだそれほど普及していないマークなので目立って好奇な目で見られるんじゃないかという恐れと、外から見ると問題があるように見えないのでマークを悪用していると思われかけない恐れ、あとはマークをつける事で「配慮して!」と主張している事への抵抗です。

私にとってこの「配慮して欲しい」と表に表明することは、ものすごく勇気がいる事でした。
配慮が必要なくらいなら、外出しなければいい。自分が外出すると決めたなら何かあった時は自分で責任を取らなければいけない。
そんな風に思っていたんですよね。(こうして書くとだいぶスパルタ苦笑)

でも、勇気を出してマークをつけて通勤をしてみて思ったのは、マークをつけて表に出ると決めた勇気は自分を大切にする勇気とイコールなんだ、という事でした。
当たり前な事かもしれないけど私にとってすごい発見でした。
そして、周りからどう思われるか?と気にしていた自分はバリバリ他人軸だったなと…苦笑

「1人でなんとかする!」とがんばるなら、自分を大切にする事にがんばろう!と思ったのでした。

しかし、自分を大事にすることがこんなに勇気がいる事だと思わなかったなぁ。。。

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