寂しさと私

ご訪問ありがとうございます。心と体のセラピストmaicoです。
今日はタイトル通り、私と寂しさの話を書きたいと思います。

師匠も寂しさの本を出版されましたので↓
ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

私は、幼い頃の境遇もあって、周りから「それは寂しかったね」と言われる機会が多かったです。(師匠の個人カウンセリングでも言われた事あり 笑)
でも、周りから「寂しかったね」と言われても自分としてはいまいちピンと来てませんでした。
「むしろ人と違う事をプラスに考えてたような気がするしなぁ」とか思ってたんですよね。子供の頃はお母さんがいない事が当たり前だったしと。
過去の寂しさについてはそんな感じで他人事のように思ってたのですが、今の自分に対して「寂しいんでしょ」と言ってくる人には猛烈に反発してました(笑)
「別に寂しくないもん!」って。

そんな私に変化が起きたのはついこの間、今年の2月頃。
その頃の私はNHKの朝の連続テレビ小説を欠かさず観てました。その時に放送していたのが、自武女の作り方を説明しているようなストーリーの「おちょやん」。
主人公の千代は、幼い頃親の勝手により奉公に出されます。いよいよ家を出て奉公先に向かう時に、千代が父親に「うちが捨てられたんやない。うちがあんたらを捨てたんや」と涙を堪えながら言い放つ場面がありました。
私は号泣しながらドラマを観ていたんですが、その場面で急に
「私はずっと寂しかったんだ」って言葉が自分の中に降りてきたんです。
その時私は気がつきました。
私は寂しくなかったわけじゃない。寂しさを感じたら生きてこられない状況だったから寂しさを感じないように封印してきたんだと。
そのくらい強烈な寂しさを私はずっと持っていたんですよね。
だから、人から「寂しいんでしょ」と言われる事に猛烈にも反発してきたんだと思います。
だって、頑張って私が封印している寂しさに触れてくるから。
そして、私は寂しいと思っている自分を嫌って無いものとしたかったんだと思います。
私が寂しいと思う事で、周りの人が悲しむ事が分かっていたから。
この事に気付いた時、本当に頑張って我慢してきたであろう幼い時の自分がとても愛おしくなりました。

この気付きが起こって以来、私は自分が寂しさを持っているという事を受け入れられたように思います。
今は人から「寂しいんでしょ」と言われたとしても「そうそう、私寂しがり屋だからね〜」と反発する事なく返事ができると思います。

私の寂しさは今でも無くなったわけではありません。
ただ、自分の中にある寂しさに気づいて、ある事を認めて受け入れただけです。
でも、この出来事が起きて以降、私は楽になりました。私が見ている世界も優しくなった気がします。
これからも、私の中にある寂しさを嫌う事なくうまく共存していけると良いなと思っています。

ちょうど今日、自武女Aルームで「寂しさについて」5人で語る回を収録をしたので、公開したらお知らせしたいと思います。
5人それぞれの寂しさエピソードを紹介しているので、何かみなさんの参考にしていただけると嬉しいです。

↑収録後の一枚


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