[脳腫瘍]8.病状説明(+救出の経緯)

2018年8月20日

16日に救急搬送されて17日に緊急手術して、状態が落ち着いた20日にICUから一般病棟に移りました。
それまで、自分の病気の事はちゃんと聞かされていなくて(家族は「頭にできものができてる…」みたいなあやふやな回答をしていた 笑)、私は「血栓でもできてるのか??」くらいにしか思っていなかったのですが、一般病棟に移ったこの日に主治医から病状の説明を受けました。

そこで見せられたのが、一つ前の記事に載せたあのCT画像です。
その画像をみながら、
 ・とても大きな脳腫瘍があること
 ・腫瘍を取るための手術が必要で、2段階で手術が必要なこと
 ・その手術は翌週の月曜と水曜に決まったこと
 ・摘出してちゃんと検査しないと断定はできないが、良性の可能性が高いこと
これらの説明を受けました。

まさか、自分の頭の中がこんな状態になってるなんて思ってもいなかったので、画像を初めてみた時はさすがにショックでした。
そして、また手術。しかも、今度の手術は2回とも全身麻酔。
嘔吐恐怖症の毛がある私としては、全身麻酔はすごく気持ちが悪くなる、と昔どこかで聞いた事を思い出して気が重くなりました。。

でも、良性だろうというのは朗報!悪性の場合は、手術で摘出しても、術後更に放射線治療が必要という事なので…
100%ではないとはいえ、良性だろうという言葉はとても救いになりました。

この日私は自分の病気を知った訳ですが、手術の日まで一切ネットで脳腫瘍については調べなかったです。
手元にスマホがあり、調べようと思えばいくらでも調べられる環境でしたが、きっと今の状態でネット検索したら、ネガティブな情報ばかりをピックアップして無駄に不安になる自信があったので…(苦笑)
今でも、この選択は正しかったなーと今は思っています。

救出までの経緯

なぜ、私が一人暮らしの部屋から無事救出されることができたのか?を書いておきたいと思います。

こちらの記事で、私が意識なくなる直前までやりとりしていた友達が登場していますが、この友達が、私にメールを送っても一向に返信が無く既読にもならないことと、インスタも全く更新していない事を「これはおかしい」と思い、私の元夫に連絡を取りました。(友達は元夫の連絡先を知らないので、わざわざ元夫のインスタにDMを送って連絡を取ってくれました。)

その時、元夫のインスタは鍵アカだったので、友達は元夫にフォローリクエストを送り1〜2日後くらいに元夫がそのリクエストを承認して、無事友達からのDMを確認。
最初元夫は、「いやいや、まさか。大丈夫だろう」と思ったらしいのですが(旅行にでもいってるんじゃない?くらいに思ったらしい 笑)、私のインスタを見て、投稿どころか普段なら「いいね」を欠かさない投稿にも全く反応していない事を知って、これはヤバイかも…と感じて私の実家に連絡を取ってくれました(さすが14年一緒に居ただけある。と、この話を聞いた時思いました 笑)。

しかし、元夫も実家の家族も、私の一人暮らしお家の住所が分からない…。。。
そこで元夫は、私たちの結婚式に参列してくれた私の学生時代の友人に連絡を取り、私の家の住所を調べました。(毎年年賀状のやりとりをしていたので友人は知ってた)

そして、調べた住所に元夫は向かい警察にも連絡。警察で事情を話し部屋を開けたいと言ったのですが、親族の立会いじゃないと開ける事はできないと言われ、横浜に住んでいる私の叔母に連絡。(兄は夏休みで大阪にいたためこられず…)
連絡を受けた叔母が、タクシーを使って都内の私の家まで来てくれて無事救出…となりました。

この出来事で、もらった連絡にちゃんと返信する事や、信頼できる人間関係を築く事の大切さを知りました。
もし私が、いつも連絡が適当で人との約束も破りまくっているような人間だったら、助かっていなかっただろうな…と思うので(苦笑)

最初に「おかしい」と思ってくれた友達と、実際行動してくれた元夫は私の命の恩人です。
もう、一生足を向けて寝られません。。(向けて寝た事ないけど)
本当にありがとう。

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