【事件簿番外編】なぜ私がヘラクレスオオカブトに辿り着いたのか [7.受け取れない私]

ご訪問ありがとうございます。心と体のセラピストmaicoです。

前回は彼から「告白」してもらった時の話を書きました。
誠実な告白を受け私は、もうこれで心穏やかに幸せになれる！と思っていたのですが…

むしろここからの方が野良猫やロックマンやダメンズを相手にしてた時よりエグいと思いました。（苦笑）

7.まさかの試練「受け取る」

エグいと思った理由は、彼からの愛情を知るとなぜか怖くなって受け取る事ができないから。
受け取る事ができない大きな理由は、彼から私に注がれている愛情を、知れば知るほど怖くなってしまうからです。

ロックマン・野良猫男子・ダメンズなどは、未読・既読スルーがあったり、はっきりとしたお付き合いに進まなかったりして、心から信頼しなくても良い理由があります。

それはそれで辛いですが、「どうせ愛してくれて無いんでしょう？」と彼を信頼しなくて良い理由があります。それに、「無い」前提でいられるので彼らが居なくなっても、ある意味想定内なんですよね。

でも、ちゃんと告白をしてくれて、付き合う事になった、信頼できると思っている彼が居なくなるのは想定外です。

そんな信頼できる彼が居なくなったら…と考えたら、怖くて全然受け取れません。
そして、最初のうちは特に、失う事が怖すぎて一緒にいられない理由ばかり探していました。

私の場合、病気を理由に「私の体のせいで迷惑掛けるわけにはいかない」と申し訳なくて何度も謝って離れようとしていました。
彼が、私の病気の事も受け入れた上で告白してくれたのにも関わらずです。

そんな、私の「受け取れない」状態が続いていたある日に彼から、「自信がなくなる…」って言われたんですよね。

その彼の言葉を聞いて、私が彼の立場になったらどうだろう？って想像しました。

自分が誠心誠意、本心からの言葉を相手に伝えても全く響かない、むしろ逃げようとする。
自分と一緒にいる時に安心してもらいたいと思っているのに相手は幸せようじゃない。
そのうえ、いつまで経っても安心してもらえない。

こう考えたら、私が彼の立場だとしたら、無力感をすごく感じて付き合いを続けられないかもしれないな…と思いました。

その時にもう一つ気が付いたら、ロックマンや野良猫男子やダメンズの捕獲を狙っていた時も同じように受取れなかったなと…

彼らは愛情がないわけじゃなく、表現が下手なだけなんだと思いました。「一般的」な表現方法ができないだけで、あらゆる所に愛情表現はあったんだと思います。

けど、私は、私基準の愛情表現を求めていたから、「ない」と決めつけてました。

こんなふうに考えたら、そりゃ彼らも離れていくよね…と気付きました。

ロックマンや野良猫男子にこそ受取る事が必要と言われるのは、恐れがとても強い彼らが、安心して愛せる環境を作るためなのだと思います。

捕獲を狙ってた時にこれが分かってたら、未来は違かったのかも知れないです。

こんなにも「受取る」事が苦手な自分に気が付いたので、今は歯を食いしばって受取る事を頑張っています。

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